r15actrl v0.1a

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r15actrl v0.1a を公開しました。

IMAGENICS 製アナログ RGB フレームシンクロナイザの RS-1500A を制御するプログラムです。

RS-1500A は最近のディスプレイに上手く映らない映像信号の変換などのために使っています。 映像畑の人間ではないので具体的な評価はできないですが、普段使っている範囲では問題の感じられない変換結果を出力してもらえて大いに満足しています。 ただ、初めて見る仕様の映像信号を変換しようとした時には、まず綺麗に映る設定を探すことになります。 この作業が直ぐ済めばいいのですが、なかなか上手くいかない時、前面のボタンのみで最適な設定を探すのは少々大変でした。

RS-1500A には RS-232C で外部からコマンドを送信して各種設定を制御できる機能があります。 この制御を行うプログラムがあれば、前面のボタンを使わずに設定を変更でき、所望の設定を探すのが楽になるかもしれません。 といった理由で r15actrl を作成しました。

この機会に以前から気になっていた F# を初めて使ってみました。 最近の個人開発は DOS 用のプログラムが殆どで、使う言語の候補は大体アセンブラか C 言語くらいしかありません。 そういうわけで、久々に新しい言語や技術を習得しながらコードを書くというのをやっていい気分転換になりました。 F# は書いてて結構面白かったので次の機会があればまた使ってみようかと思っています。

ところで、r15actrl は現状自分が設定したくなったコマンドにのみ対応しています。 汎用性の観点からは難があるので、時間があれば他のコマンドに対応するよう更新するかもしれません。


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