GBA 液晶交換

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最近 GBA で遊ぼうという気になった。 GBA を引っ張り出してきたところ、電源を入れる前からそうだろうなと思ってはいたが、反射型液晶が暗すぎる! 暫くそのまま使っていたが、やはり苦行だという事で液晶交換に踏み切った。

分解やはんだ付けに抵抗感はなかったので液晶のキットを買って交換した。 下調べしたところでは、液晶交換と同時に外装(シェルというらしい)やボタン類も交換している事例もあったが、主観的にはやつれている感じもなかったのと出費を抑えたかったので外装は元の GBA のものを使い続けることにした。 電池ボックスに組み込んで USB Type-C で充電できるようになったりする2次電池化パーツも購入しなかった。

入手した交換用液晶のキットは IPS 液晶キット v5 というやつらしかった。 分解やフレキケーブルの交換、明るさ調整のための配線等殆どの作業は円滑にできたが、液晶を固定するための両面テープの貼り付けだけ失敗した。 向きをよく確認せず180度回転した状態で貼ってしまったのだ。 貼った後、GBA の画面枠の内側に両面テープがはみ出しているのに気付いて逆だと分かった。 剥がして伸びた両面テープを何とかそれらしく正しい向きで貼り付け直すのには少々手間取った。 後から、プレラミネート版のキットにすれば失敗した両面テープ貼り付け工程を省けることを知ったが、どうも外装の改造をするか専用外装を入手することになるようで、事前に知っていてもプレラミネート版を選択したかは微妙なところである。 また、タッチセンサーは反応が悪いとか誤反応するといった記述を見かけたので交換時にキットの基板から取り外してしまった。 現状特に後悔はしていない。

交換後の画面は見やすいどころでなく、滅茶苦茶遊びやすくなり、結構高頻度で遊んでいる。 周囲の明るさを気にせず GBA を気軽に起動できるのは非常に快適である。 引き換えに電池持ちが悪くなってしまうと思っていたが体感ではそこまででもなかった。 具体的な時間は測っていないが、自分が使っている明るさ(暗い方から1~3番目くらい)では、1900mAh の単3形 Ni-MH 二次電池で1日30分~2時間程起動して数日遊べているので殆ど不満はない。

無事 GBA が良い感じになってしまい、調子に乗って GBA 用サウンドドライバとか作ってみたくなってしまうが、鬼が笑うのでやめておこう。


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