HRDB の機能追加とか

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HRDB の機能追加とかを行って v1.0d として公開した。 大きいところは x87 レジスタの表示及び編集機能の追加で、残りはヒストリ機能とか使い勝手の改良的な変更である。 一応、まだしょぼいことを意識している機能としては以下のようなものがあるので、そのうち更新するかもしれない。

  • 2バイト以上連続したメモリ編集ができない。
  • メモリ検索機能がない。
  • リンカが出力する map ファイルの読み込み機能がない。
  • メモリマップの表示内容があんまり充実していない。

初版 v1.0c の記事 にもちょっと書いたが、HRDB の実装作業では適宜 AI を使っていて、助かっているのは間違いない。 しかし、考れば当たり前だが、デバッガである HRDB の動作確認を AI ができているということは、環境を整備すれば HRDB 等のデバッガ無しで実装対象の DOS プログラムを直接 AI に動作確認させつつ開発できる筈である。 まさに HRDB の存在意義を失わせるような手法で HRDB の開発をしているということで、何だか皮肉な話だ。

自分は、プログラムを作る時には DOS 向けであれば特に、気を付けて設計や実装を行う部分に結構面白味を感じていたところがある。 AI が指示や実装の意図を上手く汲んでくれなかったりしていた頃は、個人的には、AI を上手く動かす工夫の試行錯誤よりかは、問題のコードと取っ組み合いしていた方がマシだった。 しかし、ある程度 AI に作業させる作業が軌道に乗ってくると、一緒に作業するとかいう段階は簡単に飛び越してマジでできるやつに外注している気分で気楽なもの、面白味があるにしても「気を付けて設計や実装をする」ことにストレスが含有されていないわけがなく、指示の整備のストレスの方がそれを下回ってしまったということだろうか。 それならばと AI を使いまくる方向にぱっと舵を切れるなら話が早いのだが、どうにも煮え切らないのは、何か発想があったとき、最初に必要なら調査や検証から入って目処が立ったら本式の実装をやって達成というところ、その諸々の過程をすっ飛ばして発想の達成が直接出力されるという点、この点に、何と言えばいいか兎に角、折り合いをつけられていないような、そうではないような。 少し考えてみたが、今は、発想とその達成までの間にある谷を埋めるなり橋を架けるなりの部分に何らかそれなりに価値を感じていたところ、AI によってその技能が然して特別でなくなってしまったことに言われ得ぬものがある、んじゃないか、くらいしか書けないな。

プログラミング以外でも興味のあることは音楽とか写真とか色々あるのに対して自分の時間は有限なのだから、思い切って AI にコード書かせまくって、今までプログラミングしていた時間を別の活動に充てるのがいいのだろうか。 それなりに自力で実装した最後のプログラムがデバッガになるかもしれないが、それはそれでなんか時代っぽくて悪くはない……かもしれない。 果たして、自分は(自力)プログラミング欠乏症に罹るような人間だったのかどうか。


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